前世は誰もが興味あるものですが・・・
こんにちは、白龍の部屋の伊勢有珠・白龍です。
ここでは霊障に苦しんでいたり、霊が視えても対処方法がわからなかったり、身近な人から相談されても聞くだけしかしてあげられずもどかしい思いをしているあなたに、どうしたら持っている霊能力を発揮できるか、出来るようになるかを「正しく理解し、正しい方法」で学んでいただこうと思っております。
今回は前世を知りたいというご相談です。
闇雲に「前世」と言われ、私はちょっと困惑しました。
なぜなら、
霊障やそれにまつわる症状が出ていないのにこの人は一体何を知りたいのだろう・・・と。
通常、霊視に訪ねてくる人は何かしらの「現象」や身体的な「症状」に悩まされて訪れることがほどんどです。
それなのに、いきなり「私の前世が知りたいです。」の1点張り。
「何か困ったことがあって、前世を知りたいのですか?」と聞きますと、
「いえ、全く困っていません。前世に興味があるだけです。」と言います。
「興味本位で前世を霊視しますとその影響が出てしまう事もありますので、うかつには霊視出来ないのです。」とやんわりとお断りの雰囲気を出しました。
すると、「へぇ・・・そうなんだぁ。じゃあ、始めからわからないって言えばいいじゃん!」
「・・・・・」
「ちぇっ・・・せっかく来たのにサ」と言い放ちます。
「ですから、むやみに前世を霊視すると、今は何も起こっていないのに、何かのスイッチを入れてしまう恐れがありますから、興味本位の方の霊視はいたしませんよ。」と再度警告。
「うっそーーー!この前行った占いの所で私は高貴な皇族の妃だって言われたのよねぇーーー。だから、それだったらもっとお金持ちになってなきゃおかしいじゃん?それに彼氏や旦那だって社長や高給取りじゃないとおかしいじゃん?そう思って前世を聞きに来たの。」
・・・
どうも彼女は占い師によって、「あなたは特別な人、選ばれた人」だと思わされてしまった様子。
とにかく今のこの世での自分の置かれている状況がおかしいと言い、今度は自分は何という名前の人と結婚するかとか言い出しました。
ハッキリと氏名を教えてほしいと言われ、私は
「それは、以前占ってもらった占い師の所に行って聞いた方がよさそうですね。」
と告げて、帰っていただきました。
もちろん、霊視をしませんでしたから、料金はいただけませんでした(+_+)
いろんな相談が舞い込む中で、ちょっと風変わりな訪問者でした。(^^♪
迷惑な相談者さんもいるんですね。今回がその典型例ではないでしょうか。「大金持ちになれる御祈祷してください」なんていう相談もありそうですね。神様を拝金主義者の自己欲求を満たすために理由するとはとんだ不届き者です。手のひとつも合わせようとしない者が、困った時だけお願いしますとは笑止千万。へそで茶を沸かすとはまさにこの事ですね。まずは、神様に感謝の気持ちをあらわすことが必要だと思います。
こんにちは。
本当に困ったものです。
霊能者も万能ではないのですから、もしお金を儲けたいのでしたら、そういう事が出来ると宣伝している霊能者や占い師の所に行って欲しいものです。