鬼滅の刃から学ぶスピリチュアル~先祖供養と病気ケガとの関わり

先祖供養をしなさい、と言われます。
そしてご先祖には「早く成仏してください」と願い、お仏壇に手を合わせますね。
しかし、反対に「こんなに子孫は苦しんでいます、どうかご先祖様、お助けください」とお願い事をしています。
私にはそれが不思議でなりません。
どうして成仏してくださいといいながら助けて欲しいと願うのか?
これには本当の意味でご先祖に成仏して欲しいという気持ちが無いように感じます。自分を助けて欲しいという自己愛が勝り、ご先祖の成仏などどうでもいいという気持ちが垣間見られます。生きている私たちは霊が成仏することより、自分たちの苦しみや悲しみ、苦労を無くしたいと考えていて、藁をも掴む思いで心情を訴えているのでしょうが、それが間違いのもとです。
そして、占い師のところに行き、
「私は病気ばかりしている状態です。これはどうしてですか?」
と尋ねれば、占い師は「先祖を供養しなさい」あるいは「先祖が守ってくれています」などというでしょう。
そこで「病気は先祖が怒っているのです」「そのケガは○○家の先祖が苦しんでいるのです」と言われ、先祖供養をすることになってしまうのです。
先祖が苦しみを訴えてくることは確かにあります。がしかし、子孫に対して恨みがあるわけではないので耐えられない苦しみや生活苦を与えるものではないと思われます。
もっともっと根深いところに真実があるのです。
その根深い真実を見出し、今の状況を改善に導くことこそ私たち霊能者の役目となります。
ご先祖には必ず供養をしてあげましょう。
決してお願い事はしないでください。
ご先祖はまだ亡くなったばかりで人を助けるほどの力は無いのです。
でも子孫が苦しむ姿を見たくないのも事実です。
我が身を犠牲にしてまで助けようと頑張ってしまうご先祖もいるかもしれません。
子孫がなかなかありがとうといい、感謝をしないがために今度は先祖がなかなか成仏の方向へと向いていくことが出来なくなってしまうのです。
どうか、ご先祖様を拝むときは「私たちは大丈夫です、日々楽しく生活しています。ご先祖様は安心して成仏してください。」と言ってあげてください。

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