おなたの肌に蛇の模様が浮き出てきたら・・・
こんにちは、白龍の部屋の伊勢有珠・白龍です。
ここでは霊感のある人が往々にして悩んでおられる「霊能力の使い方」や「霊力をどうしたら人のために使えるか」などをわかりやすく実体験を交えて書き進めております。
霊能力がありながらもそれをどのように使ったらいいか、、、それがわかれば苦労は無いのですが、ただ霊が視える、音が聞こえる、感じるだけでは対処の仕方がわからない事でしょう。ここではそのような人に「正しい対処方法」を知っていただき、霊と対峙したときに慌てず怖がらずに対処できるようになっていただきたいと思っております。
今回は片足に蛇柄が浮き出たという少女のお話です。
足が紫色に変色し、蛇柄のような模様が浮き出ているその少女は、その時まだ小学生でした。
部活が運動部なのでどうしても素足の時に友達からも気味が悪いねと言われたりして随分と悩んでいるとお母さまがお話ししてくださいました。
他の霊能者の所にも行ったそうで、蛇の怨念が憑いている、この子の前世が関係していると言われたそうです。
やはり、いつも決まって尋ねます。「どうしてその霊能者に取ってもらわなかったのですか?」
すると、「この子は前世で非常に悪いことをして来た極悪人。その行いのせいでこのように苦しんでいる。このままでは足を切断しなければならなくなる・・・と言われ、怖くなって病院の先生に相談しました。すると病院では切断?そんな占い師のいう事なんか聞いちゃだめですよ・・・と言われ、病院で治療をすれば治るというので1年程病院にかかっていました。でもこの通りまだ治らず、足の色はどんどん悪くなっているように感じます。それで、また同じ霊能者の所に相談に行きましたら、こちらのいう事を聞き入れない人は二度と見ない、と断られてしまいました。」と言うのです。
「そうでしたか、それは辛かったですね。。。。」と私。
祝詞を唱え、鑑定しました。
「確かに娘さんに憑いているのは蛇ですね。しかし、前世の所業ではありませんよ。大丈夫です。」
「では、いったい・・・」
「これは今お住いのお家の下に生き埋めにされた蛇の霊障です。お家は一軒家で造成してからお建てになったのでは?」と伺いますと、
「そうです!!もとは田んぼ。その後畑にし、その後宅地申請して家を建てました。」と言われます。
「その農地の時に、蛇の巣穴があったようですね。それをそのまま整地して宅地にし家を建ててしまったのでしょう。」といい、「蛇の供養をするとこの現象は治りますよ。」と告げました。
「お願いします。」という事でしたので早速半紙の塔婆を作り蛇の霊と記し供養を始めました。
「3ヶ月くらいかかるかもしれませんが、よろしいですか?我慢できますか?」と言いますと、娘さんは「大丈夫です。」と微笑みました。
供養を進めていくとその蛇はその土地の守り神的な存在だったようです。
守ってやったのにこのような仕打ちは一体どうしてか・・・と怒っていたのでした。
その事をお話ししますと、「どうしたら蛇の霊は鎮まってくれるのでしょうか?」と言われますので、「時折こちらに来ていただき、蛇の霊にお詫びを言ってください。そうする事により蛇の霊の気持ちも落ち着くでしょう。」とお話しさせてもらい、供養をしている期間に数回お参りに来ていただきました。
3ヶ月程経ったらようやく蛇の霊も鎮まり、成仏を迎えてくれました。
少女の足はもちろん普通になり、病院の先生もどうして治ったのか不思議だと言っていると、お母さまが笑いながらお話ししてくれました。
この度の事例は「蛇柄」がキーワードでした。蛇が憑いている場合柄で示してくるのは珍しく、通常は体や足、腹や首を絞めて来たりすることが多いものです。しかし、この事例の蛇は「土地の守り神」的な存在だったので「模様」として出て来たのでしょう。
思春期の女の子にとって、蛇の柄が皮膚に出るだけでも嫌でしょうが、それを他人に見られるなんて辛かったでしょうね。はやまって足を切断しなくて本当に良かったです。土地を守ってくれていた蛇の怒りが鎮まり、女の子の皮膚も元通りになって全て円満解決でしたね。前世が極悪人だとか足を切断しなくちゃいけないって言われると、怖いのはもちろん、精神的にもかなりキツいですよね。私は、たくさんいる霊能者の方たちの中から本当に親身になって相談に乗ってくれ、問題解決まで導いてくれる方と巡り合うことが大切だと思っています。
本当に間一髪というべき事例でした。
病的に足が悪いわけではなかったため、お母さんも足の切断は思い留まったのでしょう。
お医者さんも症状の原因がわからず困っていたことでしょうが、血流が悪いとかの診断で血液をサラサラにする薬などを飲んでいたようです。
私もホッとしました。