お稲荷さんの祟り

お稲荷さんを粗末にするととんでもなく恐ろしい目に合うかもしれません。

こんにちは、白龍の部屋の伊勢有珠・白龍です。

ここでは霊障や病名のハッキリしない病気に悩まされている人や、霊が視えてもどうやってその霊と対峙したらいいかがわからない人のために、正しい方法がある事を知っていただき、それを学ぶことで霊に対する恐怖心を無くし、霊の気持ちを受け止め霊を鎮めることが出来るようになっていただきたいと思っております。

そして頑張っているあなたを私が全力で応援いたします。

さて、今回は「お稲荷さんの祟り」についてです。

「祟り」と言うととても恐ろしい感じがします。実際、恐ろしい事には間違いないのですがこれもやはり始めを間違えなければお稲荷さんも祟る事はないはずなのです。

私が出向いたそのお宅は、玄関を入るなり黒い靄が掛かっている感じがしました。

そして私はそこから中へ入れなくなりました。

「すみません。お部屋に行くより前にここで私は動けません。ここでお話しさせていただいてよろしいでしょうか?」と相談者に言うと、

「ああ、やっぱり中に入れませんか・・・」とため息をついていました。

「そうですね、凄まじい怒りがあるように感じます。これはどうもお稲荷さんのようですが、お稲荷さんをお祀りしているのですか?」と聞きますと、

「祖父がやっていたようなんです。自分は良くわからないです。でもここに家を建ててからというもの、家族が次々と入院したりケガをしたり、精神的に変になったりするんです。」とおっしゃいます。

「ご両親は・・・?」とお聞きしますと、

「3年まえに亡くなりました。それも相次いで。亡くなり方も壮絶で、特に父親は苦しみ抜いて死にました。家族も見ていられなかったくらい酷いものでした。しかも医者が打ってくれる鎮静剤や痛み止めが効かないので体中をかきむしってほとんど血だらけの状態で、かきむしったひっかき傷が顔にもあり、棺桶に入れる前に化粧をしっかり塗って参列者に顔を見られてもいいようにするのに苦労しました。」と。

玄関で取り急ぎ祝詞奏上。

すると怒りに震えたお稲荷さんが自分がされた仕打ちを私に話してくれました。

「そうでしたか・・・あなた様はそんなにまでしておあげになったのに、この家の者はそういう仕打ちをしたのですね。」とお稲荷さんをやさしく受け入れ、お稲荷さんの心を否定することなく聞いておりました。すると・・・

今まで黒い霧が掛かったようになっていた玄関がスッと普通に戻り、中に入れる状態になりました。

私は中に入り、仏間に行き仏壇の隣にある神棚に目をやりました。

「お稲荷さんはお祀りしていないのですか?」とお聞きしますと、

「はい、聞いた話によりますと祖父がどうも稲荷信仰をしていたようです。それも鳥居や立派なお社を作って。祖父は多少霊感があったようで、そのお稲荷様を祀りながら八卦見のようなことをしていたようです。」

「では、その時に祀っていたお社は今はどうされましたか?」と伺いますと、

「祖父が亡くなり、親父の代になった時親父は祖父のやってきたことに否定的だったようで、そのお稲荷さんのお社を撤去してしまいました。自分はまだ子供だったので撤去作業を見ているだけでしたけど。」と話されます。

「ではそのご神体はどうなさいましたか?」とさらに質問。すると、

「ご神体というと、陶器で出来たお稲荷さんの事ですか?それともお札でしょうか?」と言われますので、

「そのどちらかでもあれば助かるのですが。どこかにあるようならまだ救いようがあるのですが、もし撤去の時に業者にガラクタとして捨てられたのでしたらこれはちょっと厄介なことになります。」と含みを持たせた言い方をしました。

「やっぱり今の状態はキツネの祟りでしょうか?」と不安げでしたので、

「そうですね、一般的には祟りと言われても仕方がない状況のようです。が、やり方が無いわけではありませんから心配しないでください。」と希望を持たせつつ私は次の行動に移りました。

「お父さんとお母さんはそれぞれ壮絶な亡くなり方をしたと思いますが、同じことがあなた達の代や子供の代にまで及ぶことはありませんからそれはご安心ください。ここで祀られていたお稲荷さんは祀った本人と取り壊したお父さんとお母さんに対してだけに怒っておいでですから。」と言いますと、相談者はホッとしたようでしたが、

「では、どうしてケガをしたり病気になったり、精神をやられてしまったりするのでしょうか?」と疑問を投げてきました。

「そうですよね、実はお稲荷さんは苦しんでいる事をあなた方に気付いて欲しいと訴えているのです。それがケガや病気となって出ています。精神を病んでしまった人もお稲荷さんにしっかりとお詫びをする事によって解放に向かって行きますから心配ありませんし、ケガも病気も精神の病もそこまでひどい状態ではないのではないですか?」と言いますと「そうです、そこまでひどい状態ではなくケガも酷いという程でもなく、病気も深刻ではありません。精神を病んでも薬で安定しています。」と言われました。

「そうですよね、あなた達に怒っているのではなく、あなた達に気付いて欲しいのですよ。」

すると、相談者はハラハラと涙を流し、「良かった~~!!」と安堵の声を挙げました。

「しかし、お札も陶器のご神体もないようですし今までのお稲荷さんが受けた仕打ちを考えたら、かなりの期間お詫びをし続けないといけませんが、それを〇〇さんが行いますか?それとも私の方でやりましょうか?」と振ってみました。

「自分たちはこれと言って信仰を持っていないですし、やはり少し怖い感じはぬぐえません。祖父も親父もお袋もあんな亡くなり方をしたので正直、怖すぎます。」とおっしゃいますので、

「当然そうでしょうね。この気持ちはよくわかります。では、当方でしっかりお稲荷様への粗相に対するお詫びをして行きますね。」と話をさせていただき、相談者の自宅にいらっしゃったお稲荷様にお声を掛けその家を離れてもらい、私の家に来ていただくよう説得し連れて帰りました。

それから約半年、ひたすらお稲荷さんに対する粗相のお詫びをし続け、お稲荷さんの怒りが和らいで来た所で守護神に願い、お稲荷さんに新たな使命のあるところに行っていただきました。

お社やお札、ましてやご神体である形ある物は粗末にしたら本当に大変な事になってしまいます。

昔から目のある物は粗末にしてはいけないという話を年長者は語っていました。

仏像などももちろんですが、人形やぬいぐるみなどもゴミに出す前に魂の宿りを感じていただき、処分する前には「魂抜き」をされることをお奨めいたします。

伊勢有珠・白龍

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