鬼滅の刃から学ぶスピリチュアル~死んだら天国行?地獄行?行先はどのように決まるのか?

私たちは、未来の事を知ることはできません。また、知らなことを知ることは出来ませんし、そもそも知らないのですから、怖がったり悲しんだりすることを先んじて感じる必要はないのです。
しかし、私たちは先人たちの経験を聞き、その場を垣間見てきた人たちの話を伝え聞き、自分たちが死んだら、「天国と地獄があるようだ」とのうっすらとした未来を、確信はしないものの、あるようだと思っている人が多いようです。
私も実際には経験していないため、本当にあの世があるのかというとはっきりと断言できません。
しかし、天国という概念や地獄という概念はその言葉通り、希望と絶望を表します。

そもそも天国と地獄の概念はどうしてあるのか?

地獄の概念は、諸々の宗教や信仰の形において、人間の行動の結果としての「罰や浄化の場所」として発展したようです。ここでは宗教における地獄の概念の起源を記してみます。

  1. 宗教的教義: 地獄の概念は、宗教的な教義に基づいています。キリスト教やイスラム教、ヒンドゥー教、仏教などの宗教は、神や神々によって制定された道徳的な法則や倫理規範が存在し、これに背く行為や罪に対しての「罰」として地獄の概念が生まれました。
  2. 善悪の二元論: それぞれの宗教や哲学では、宇宙や人間社会においては善と悪の二元論が存在すると考えられています。善行を積めば報いがあり、悪行をすれば罰があるという信念が地獄の概念を形成してきた、と考えられます。
  3. 道徳教義と戒律: 宗教はしばしば人間にとっての善悪や正しい行動の指針を示しています。これらの道徳教義や戒律に従わない行動が、来世において罰せられると考えられ、それが地獄の概念を生み出した一因とされます。
  4. 教育的な役割: 地獄の概念は、倫理や道徳の教訓として用いられることもあります。人々にとっては、地獄は悪い行動からの回避を促す「戒め」の効果があると考えられています。

異なる宗教や文化において、地獄の概念はそれぞれ異なる形で表現され、解釈されています。これは地域や歴史的な背景によっても影響を受け、多様な形態を持つものとなっています。

各宗派によって天国と地獄の概念は様々でしょうが、ここでは神道を例に取って書いてみようと思います。

私は神道なので、神道の教えでは天国は「高天ヶ原」、地獄は「黄泉の国」となりますか・・・

高天ヶ原は言わずと知れた神様がいらっしゃるところです。

黄泉の国はイザナギノミコトが亡くなった奥さんのイザナミノミコトに会いに行った場所、いわゆる死者のいる冥府ということでしょうか。。。。

話を戻しますね。

神道には天国、地獄という言葉は出てきません。言葉は仏教用語なのでしょうね。

さて、今回のテーマである天国行と地獄行。

これはどうやって決まるのでしょうか?

その前に・・・

上でも書きました、仏教用語である天国、地獄の言葉が作られた背景を考えてみましょう。

大半を占める考えとしては人間に対する戒めとして諭しているというものです。

それは・・・人は罪を犯すものであり、その罪を犯す事を戒め、悪いことをさせないようにしているという概念です。

ですから、善い行いをすれば天国に行き、悪い事をすれば地獄に行くというものでとてもスマートで分かりやすい解説と言えるでしょう。

宗教者からすると宗派などによってさまざまなとらえ方があるとは思いますが、ここでは一般的にわかりやすくやさしく解説していきたいと思います。

行先を決めるのは地獄の門番の「閻魔大王さま」なのでしょう。

一人ひとりの人生をジャッジメントし、天国行か地獄行を決定している、というのが通説ですね。

そしてそこで一人の人間が生前に犯した罪を洗いざらいさらされ、犯した罪の深さ罪の内容によって地獄での行き場所、罪を償う場所、罪の深さを認識させる場所へ送られて行きます。

そしてそこで終わることのない罪の償いが行われるのです。

・・・・と、仏教では説いています。

そうならないために生きている時には善い行いをし、人にやさしくし、人のために尽くしなさいと大人から教わることになります。

では私たちは、一生懸命善い行いをしても、死んでしまったらどうなるのか?

死後の行く先や、行先がどのように決まるかについては、異なる宗教や信念体系によってさまざまな考えが存在します。以下は一般的な考え方の一例です。

  1. 宗教による考え方:
    • キリスト教: キリスト教では、死後の行く先は信仰に基づいています。信仰がキリスト教の教えに則っていれば、天国に行くと考えられます。一方で、罪を積んでいると地獄に行くとされることもあります。
    • イスラム教: イスラム教では、信仰と善行によって天国に行くとされ、罪を犯した者は一時的に地獄に滞在した後、清められて天国に入るとされます。
  2. 仏教: 仏教では輪廻転生という概念があり、善悪の業によって次の生まれ変わりが決まります。仏教の最終目標は解脱であり、それによって輪廻から解放されます。
  3. ヒンドゥー教: ヒンドゥー教も輪廻転生の考え方があり、善悪の業によって次の生を得るとされます。最終的な目標はムクシャ(解脱)で、それによって輪廻から解放されます。
  4. 異なる信念や宗教: 他にもさまざまな信念や宗教が存在し、それぞれが死後の世界や行く先について異なる説明をしています。

さて本題に入りましょう。

では地獄はどういうところか?

「地獄」は多くの宗教や信念において異なる解釈や定義が存在します。一般的な宗教の考え方を記しておきます。しかし、それが全てではありませんし、それぞれの宗教学者によっても意見が分かれるところかもしれないことを考慮して読み進めてください。

  1. キリスト教: キリスト教の伝統において、地獄は神に背いたり罪を犯した者が罰せられる場所とされています。地獄は永遠の苦しみや刑罰の場であり、キリスト教の一部では悪霊や悪魔が支配していると考えられています。
  2. イスラム教: イスラム教においても、地獄は罪人や不信者のための罰の場所とされています。イスラム教では地獄は七層に分かれ、罪の程度によって異なる層に入るとされます。
  3. 仏教: 仏教においては、地獄も輪廻の中で生まれ変わりの一環として考えられています。地獄は苦しみや罰を受ける場所であり、その経験を通じて善行を積むことで次の生に影響を与えるとされます。
  4. ヒンドゥー教: ヒンドゥー教においても、地獄は罰を受ける場所として存在します。悪業を積んだ者が一時的に滞在し、清めを受けて再び生まれ変わるとされます。

これらの宗教や信仰において、地獄は罰せられる場所として捉えられることが一般的ですが、それぞれの宗教において細かな違いや解釈の違いがあります。また、一部の宗教や哲学では、地獄の概念が存在しないと考える立場もあるようです。

いろいろと推察してきましたが、結局のところは「人間が犯した罪を深く反省させ次なる生まれ変わりにおいて同じ過ちを犯さないように戒める場所」とでも言いますか、現在生きている人々に悪い事をするとこのような罰があるという事を刷り込むことによって私たちに「悪い事をさせない」ための一つの縛りなのではないでしょうか?

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