護符や呪符のご注文が多くなっています。
それほどまでに生霊などから身を守ったりしなければならなくなったのでしょうか?
コロナ禍でステイホーム、仕事はテレワークやリモートワークとなり、実際に人と会うことが激減してしまった昨今、どういう訳か「生霊」が飛び回っているんですよね。
いかにITが進み、機械化、自動化が進んでも、人間である以上生身の人間との関わりを一切せずに生きていく事は到底考えられません。
一人になりたいと言って部屋への引きこもりをしたりしますが、それでも生きている以上は誰かと関わっています。
一人になりたくて引きこもっていても、ご家族からご飯が運ばれてくるでしょう。ネットから注文した品物が届き、宅配業者と顔を合わせるかもしれません。
ご家族が働きに行っていたら一日中話す相手がいないままかもしれませんが、ご家族が何か話しかけたら「うるさい!」の一言ぐらいは言うでしょう。
ご家族がいない状態で一人になったとしても、誰かがあなたの事を気にかけ、話しかけてくることでしょう。
ネットの中でも直接的な会話はなくても、意見交換をしたり、SNSでつぶやき、それに対して誰かが反応して返信をしたりと、無人島にでもいない限り「一人」になることはできません。
そういう状態であるにも関わらず、生霊は飛び交っています。
生霊・・・その正体はいったい何なのでしょうか?
端的に言うと、「相手の事を話題にしたり思い出した時に、自分から無意識に出て行く感情や念」という事になりそうです。
昔の話で、丑三つ時に呪いの藁人形に五寸釘を打ち付ける話や、相手の写真をカッターなどで切り裂く、相手を恨む気持ちや相手を呪う言葉を呪文のようにつぶやく等々・・・
それらもれっきとした「生霊飛ばし」という事になりますね。
現在のネット社会において、生霊は最も飛びやすい状態にあるといっても過言ではないでしょう。
なぜなら、パソコンや携帯の画面を見ながら「こいつバカじゃね?」「死ねや!」などと不用意な言葉を発しているご自分がいるのをお気づきの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
それこそ、「無意識の生霊飛ばし」となっているのです。
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