守護霊と守護神をどうやったら間違うのでしょうか?霊は亡くなった人を指し、神はもちろん神様なのですから。
こんにちは、白龍の部屋の伊勢有珠・白龍です。
霊障に悩まされている人、体調が悪い原因が病気ではなく霊障だと気が付かない、いつも何かが見える感じがして落ち着かないなど霊障に悩んでいる人は多いと思います。
そういう症状がある人は一般的に「霊感体質・霊媒体質」と言われているようですが、これは体質なので治すのはとても大変です。それよりもその体質とうまく付き合っていく方がいいかもしれません。
そういうご自分の体質をしっかり理解しその能力を良い方向に導くことが出来れば、きっとあなたは今まで悩まされてきた霊障と上手に付き合う事が出来るようになり度々霊障があっても落ち着いて対処出来るようになることでしょう。ここでは、ご自分の霊能力をうまく引き出し、霊障があったとき落ち着いて対処出来、度々霊能者を頼らなくてもご自身でその場をやり過ごすことの出来るよう道しるべとなれたら幸いです。
さて、須佐之男命を「守護霊(笑)」に持っているという相談者のお話の続き②です。
ここで、一つどうしても私としては納得のいかない表現を訂正しておかなければならないと思い、この章を設けました。
タイトルに「守護霊(?)」と入れたのは、神様に守っていただいているのにその神様を「霊」と表現する相談者にどうしても馴染めず、私はその日のうちに相談者にその事をハッキリさせておかなければと思い訂正を試みました。
「まず、確かめておきたいのは須佐之男命様からのお言葉通りに行動し、須佐之男命様のお考えの通りにご自分の考えなどを変えて行く事が出来ますか?」と、私はこの言葉の中に相談者が霊能者となるための心構えを込めたつもりでした。しかし相談者は驚きの返事をしました。
「はい、大丈夫です。須佐之男命が言うなら、自分はその通りにします。で、いくらくらい稼げますかねぇ・・・」と。
私はイライラがマックスです。この人は霊能者になる事をどのように考えているのだろうか?人を助ける事よりお金儲けの心配が先なの?
「やっぱり、自分は男だし家庭もあるから稼げないとね。今の稼ぎより多くないとやった意味ないし。」と平気でのたまうのです(+_+)
「そうですか、まずは金額ありきなんですね。しかし、この世界はそんなに甘くないでしょうし、私はあなたを稼がせるために霊能者へ導くのではありませんよ。あくまでもスサノオさんに頼まれたのであなたを霊能者として開眼させるお手伝いをしようとしているだけです。稼げるかどうかはまず霊能者として一人前になってからの話になりますから、私はそこの所は関与しませんがそれで構いませんか?」と念を押します。
相談者は、「え?稼がせてくれないんですか?じゃ、霊能者として開眼してもその後は自分でやれって事ですか?」と不満をぶつけてきます。
「そうですよ。あなたは事業を興すとき確かに儲けようとして始めるでしょうが、その後宣伝したり仲間に来てもらったりしながらお客さんを増やしますよね。誰も始めからお客さんを用意してくれませんよね。」と言いますと、
「確かにそうですね。じゃ、自営業として立ち上げるように考えればいいんですね。」
「まあ、そんなところです。」と私。「それと、一つ言葉が間違っているところを直していただいていいですか?実は、あなたが「守護霊」とおっしゃっている言葉ですがそれは直して欲しいです。守護神として欲しいです。」
「どうしてですか?」と聞きますので、
「だって、スサノオさんは神様で「霊」ではないでしょう?」と。
「あっ!!」と相談者は息を呑みました。今までそんなことは考えたこともなかったのでしょう。
「そうか、気が付かなかったなぁ。他の占い師も守護霊って言ってたし。でも確かに神様の事だから「霊」はおかしいか。守護神様と言うのですね。」と納得したようでした。私は少しホッとしました。( ;∀;)
しかし、これからが大変な事は容易に想像出来ました。
なにせ、自分が神様に選ばれた人間だと本気で思ってしまっている人です。神様の言葉だと言ったところで自分はこう思うとか、自分は今までこうして来たとか言い出さないだろうかと不安でした。
どうしてスサノオさんはこの相談者にこの世においての使命を与えたのでしょうか?この時には私にも意味が良く分かりませんでした。が、その理由は後日明らかになるのでした。
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